特集

私たちは、先人たちが営々ときずいてきた歴史の「現代」に生きています。その歴史のなかで、とくに記憶にとどめておきたい「備中人」をここにとりあげて次代にも語りついでいきたい、と思います。
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日本では多種多様な「おまつり」を伝えています。とくに、行事や芸能は、その土地土地での安全と豊穣の継続を願っての進行に基づいています。しかし、日本での信仰は、一神教ではなく、神さま、仏さま、ご先祖さま、そして八百万(やおよろず)の神々、自然や諸霊を尊ぶもので、宗教的な対立とは無縁です。そのところでの幸せを、いまいちどふり返り、私たちも継承してゆきたい、と思います。
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「史跡」は、歴史上の遺跡にほかなりません。高梁川流域での史跡は、大規模なものは少ないものの、多様に分布・残存しています。これは、古来、それぞれの地域が独自性をもち、とくに競うことなく共存してきたからといえます。備中人の気質とも相通じるでしょう。そうした「穏やかな歴史文化」を、いまいちど見直して継承していきたい、と思います。
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日本には、木造建築の伝統があります。ただ、それを長く維持するためには、相応の補修をしていかなくてはいけません。ここに掲げた建造物は、国や県・市の指定文化財を中心にしています。その建築時における構造や技法の評価もさることながら、それ以来の「手のかけ方」があってこその評価であることを忘れてはいけません。ひとり建造物にかぎったことではありません。このマップが、私どもの郷土の歴史文化に今後いかに手をかけて生かしていくかの手引きとなれば幸いです。
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